食べることなんでも研究所

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  • 糀料理

【味噌の作り方】米糀・大豆・塩、味噌の材料はこれだけ

中学の母親教室の「味噌づくり」に参加しました。
味噌づくりの基本は、
「米糀と大豆と塩を混ぜて待つだけ。」です。

そして今回は、すべの材料がそろっての混ぜるだけだったので、
ありがたかったです。

今回の一人分の材料
出来上がり約2.5kg

米糀 8合(1.2kg)
大豆 4合(520g) 蒸した状態で1160g
塩  290g

蒸してくださった大豆。
(大豆の美味しさが引き出せるのは、①蒸す②たく③圧力鍋の順だそうです)
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蒸した大豆をミンチにする機械に入れます。(写真は手動式。自動もありました。)
(家でするときは、ナイロン袋に入れて踏むと楽なんだそうです)
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まるで、蕎麦みたい・・・
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これが、すべての材料です。
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米糀をばらばらになるまでほぐします。
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ほぐれたたら、塩を入れてよく混ぜます。
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種水100g入れて、よく混ぜます。
(種水とは、水に種味噌をまぜたもの。種味噌は、以前作った一番いい生味噌を使うことにより、
菌の構成をよくするためのもの。つまり、いい味噌がもつ菌を使い、同じようないい味噌をつくろうということ。)
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蒸して、ミンチにした大豆を入れてよく混ぜます。
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よく混ざったら、ナイロンを入れた樽に出来る限り空気がはいらないように、ぎゅ~っとつめます。
空気が残っていると、味噌が酸化して色が悪くなるためです。
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ナイロンに入れるのは、味噌の表面に発生するダニ予防のだめだそうです。
(ダニは空気中にも浮遊していることがあるので、以前はついていないことの方が、珍しかっただろうとか!?
ダニも出汁のうちって???)
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持ち上げてみると、こんな感じです。
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後は、ナイロンの口を縛り、ふたをして、6月の終わりか7月の半ばごろまでこのまま発酵させる(ほったらかしにしておく)
と出来上がりです。
食べてみて、好みの状態だと冷暗所に保管します。
味噌は腐りませんが、だんだん色が濃くなるので、(発酵が進む)
発酵を止めるために冷暗所なのです。

味噌は腐らない。サルモネラに侵されない。
0157も味噌に入れたら、徐々に死んでいくとか!?

味噌パワーってすごい!!
出来上がる味噌が楽しみです。




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