- 果物
富士柿を干柿にしてみる
毎年どこかから、渋柿をいただいて、
干柿にするのだが、
今年はどこからも回ってこなかった。
実家にも渋柿があるのだが、
「富士柿」という大きな種類の柿。
店頭では渋抜きしてから売っているので、
そのまま食べられるが、
木からとったものは、もちろん渋い。
実家では、
アルコールにつけてみたり、
完熟にして食べたり、
毎年もてあましていたが、
完熟の柿はあまり好きではなかったので敬遠していた。
今年は干柿にしていたので、
実家でひとつ食べてみた。
とろっとした食感も、
思いがけず、美味しかったので、
木からちぎったものをもらって帰ることにした。
数日経過したら、
ひとつ完熟に・・・これはまずい!
もったいなから、
ジャムしてみようと思い立ち、
きび糖を入れて煮てみた。
それなりにジャムらしくなった。
残りは、
慌てて皮をむいて、吊るしてみた。
干した後は、
カビ防止に、焼酎をスプレーボトルに入れて、
霧吹くようにしている。
湯通しがいいとやっていたことがあるが、
カビが生え、
アルコール類でスプレーが一番簡単で、
カビが生えにくいという結論に至っている。
なんといっても、
天気がよく、湿度が低いのが一番うまくいくが・・・
そろそろ食べれるかと思っていたら、
ひとつ墜落。
干し過ぎたら固くなっていく
ふつうの干柿と違うということがわかった。
これは、干し過ぎたら、ぼたっ!と落ちる。
好きそうな友だちにあげたりしつつ、慌ててたべたのであった。